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初めてマイカーを購入するとき「保険料がいくらかかるのか」「毎月の負担がどのくらい増えるのか」と気になる方は多いのではないでしょうか。軽自動車は維持費が安いというイメージがありますが、相場を把握しないまま購入すると、家計の見通しが立ちにくくなります。
この記事では、軽自動車の保険料の年間相場から、保険料が決まる仕組み、安く抑えるポイント、補償内容の選び方まで、初めての方にもわかりやすく解説します。
■ 軽自動車の保険料の相場と年間にかかる費用の目安
軽自動車にかかる保険には「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。自賠責保険は法律で加入が義務付けられており、任意保険は補償内容を自分で選んで加入する保険です。保険料の大部分を占めるのは任意保険です。まずは年間費用の目安を把握し、購入後の家計をシミュレーションしておきましょう。
任意保険料の年間相場の目安
損害保険料率算出機構の「2024年度自動車保険の概況」をもとにした統計によると、軽自動車の任意保険料の年間平均は約49,886円です。月換算にすると約4,157円になります。
この数字はあくまでも平均値であり、年齢や補償内容、運転者の範囲などによって大きく変わります。とくに20代の若い世代は事故リスクが高いと評価されるため、平均より保険料が高くなる傾向があります。保険料を正確に把握するには、自分の条件で見積もりを取ることが大切です。
また、自賠責保険の保険料は、車検時にあわせて2年分を支払うのが一般的です。軽自動車の24か月契約は17,540円が目安で、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約では18,660円となります。任意保険とあわせた合計が、毎年の実質的な保険負担額です。
年齢別にみる保険料の相場の違い
自動車保険の保険料は、主に運転する人の年齢によって大きく異なります。統計上、若い年代ほど交通事故を起こす確率が高い傾向があるため、保険会社はその分をリスクとして保険料に反映させています。
具体的には、20代の場合、同じ軽自動車・同じ補償内容でも、30代・40代と比べて保険料が数万円高くなることがあります。たとえば、年齢条件を「全年齢担保」にした場合と「26歳以上担保」にした場合では、保険料の差が年間1万円以上になるケースも珍しくありません。
初めてマイカーを購入する20代の方は、等級制度もスタート時は6等級と低いため、保険料が高めになりがちです。ただし、無事故で毎年更新を続けることで等級が上がり、徐々に保険料を抑えられるようになります。同居している親の等級を引き継ぐ方法もあり、うまく活用すると初年度から保険料を大幅に抑えられる場合があります。
保険料や税金を含む維持費全体の目安
車を持つということは、保険料だけでなく、さまざまな費用が毎年かかるということです。軽自動車の維持費全体を把握しておくと、購入後の家計管理がよりスムーズになります。
軽自動車の主な年間維持費の目安をまとめると、以下のとおりです。
● 軽自動車税:自家用の四輪乗用車は、標準税率で年額10,800円が基本。初度検査から13年を経過した車両は重課税率により12,900円
● 自賠責保険:軽自動車の24か月契約は17,540円が目安。2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約では18,660円
● 任意保険:年間約50,000円前後
● 車検費用:2年に1回、数万円程度
● ガソリン代・駐車場代:使用状況により異なる
普通乗用車と比較すると、任意保険料だけで年間約23,000円の差があります。軽自動車税や車体価格も普通車より抑えやすく、トータルの維持費では軽自動車が有利です。
出典:e-Gov法令検索「地方税法 第448条の15」
出典:損害保険料率算出機構「自動車損害賠償責任保険基準料率 ※2023年1月18日届出/2023年4月1日以降始期契約に適用 P.7」
出典:損害保険料率算出機構「自動車損害賠償責任保険基準料率 ※2026年11月1日以降に保険期間の始期を有する契約に適用 P.7」
こちらの記事では、軽自動車にかかる税金の種類や税額について解説しています。 減税制度や税負担を抑える方法も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
■ 軽自動車の保険料が普通車より安いといわれる理由
「軽自動車は保険料が安い」という話はよく聞きますが、なぜ安いのかを理解しておくと、保険選びの判断に役立ちます。理由は主に2つあります。
事故率が低い
自動車保険の保険料は、その車種の過去の事故実績データをもとに算出されます。軽自動車は最高速度や車体の大きさに制限があることから、走行中の事故リスクが普通車と比べて低い傾向があります。また、通勤・買い物など短距離の日常利用が中心になりやすく、事故件数が少ない点も保険料の安さに反映されています。
保険金支払額が少ない
軽自動車は普通車と比べて、車体価格が低い車がほとんどです。事故で車が損傷した場合、修理費用や車両の時価額が低いため、車両保険から支払われる保険金の額も少なくなります。
対物賠償の面でも、車体が小さく衝突時のエネルギーが比較的小さいため、相手の車や物への損害額が普通車より低くなる傾向があります。こうした要因が重なって保険会社のリスク評価が低くなり、結果として保険料が安くなります。
■ 保険料が決まる仕組みと主な要素
任意保険の保険料は「人・車・使い方」の3つの軸で決まります。この仕組みを理解しておくと、自分に合ったプランを選びやすくなります。
年齢・運転者の範囲
保険料に大きく影響するのは、誰が運転するかという条件です。年齢条件は「全年齢担保」「21歳以上担保」「26歳以上担保」「35歳以上担保」などから選べます。年齢条件を高く設定するほど保険料は安くなりますが、設定した年齢未満の人が運転した場合は補償されないため注意が必要です。
運転者の範囲を「本人限定」や「本人・配偶者限定」に絞ることでも、保険料を下げられます。「限定なし」にすると誰が運転しても補償されますが、その分保険料は高くなります。実態に合わせて設定することが、無駄なく保険料を抑えるポイントです。
使用目的・補償内容
使用目的は「日常・レジャー使用」「通勤・通学使用」「業務使用」の3種類に分類されるのが一般的です。通勤・通学や業務での使用は走行距離が長くリスクが高いため、日常・レジャー使用が最も保険料が安くなります。
補償内容では、対人賠償・対物賠償は「無制限」に設定することを強くおすすめします。万が一の事故で相手を死亡させてしまった場合、損害賠償額が1億円を超えるケースもあるため、補償額に上限を設けることは非常に危険です。
型式別料率クラス
2025年1月から、軽自動車の「型式別料率クラス」は従来の3クラスから7クラスへ細分化されました。型式別料率クラスとは、損害保険料率算出機構が車の型式ごとの保険実績をもとにリスクを評価し、保険料に反映する仕組みです。自家用軽四輪乗用車では1から7のクラスに分かれており、クラスの数字が小さいほど保険料は安くなります。クラス1とクラス7の保険料率の差は約1.7倍です。
以前よりも軽自動車間で保険料に差が出やすくなっているため、購入前に気になる車種の料率クラスを確認しておくと、維持費の見通しを立てやすくなります。
■ 保険料を安く抑えるためのポイント
保険料を安く抑える方法は、加入後の見直しだけではありません。実は、どの車を選ぶかという段階から保険料は決まり始めています。自動ブレーキなど最新の安全装備を搭載した届出済み未使用車を選ぶことは、型式別料率クラスを低く抑えることにつながり、毎年の保険料を減らす効果が期待できます。
車選びと保険料をセットで考えることが、賢いカーライフの第一歩です。
運転者範囲・年齢条件の見直し
「なんとなく全年齢担保のまま更新している」という方は、一度条件を見直してみましょう。自分しか運転しない場合は「本人限定」に変更するだけで、保険料が数千円から1万円以上変わることがあります。
子どもが独立して別居した場合や、家族構成が変わったタイミングも見直しの好機です。実態に合わない条件のまま保険料を払い続けると、無駄な出費が積み重なります。ライフステージの変化に合わせて、こまめに条件を確認しましょう。
補償内容の見直し
自動車保険には「個人賠償責任特約」「代車費用特約」「人身傷害交通乗用具事故特約」など多くの補償があります。万が一に備えるための補償ではありますが、必要以上に追加してしまうと、その分保険料は高くなってしまいます。
それ以外にも、車両保険は、補償範囲や自己負担額の設定によっても保険料を抑えることができます。
また、家族で複数台の車を所有している場合、「ファミリーバイク特約」や「弁護士費用特約」など一部の補償内容が重複していないか注意しましょう。
補償の重複や自身のライフスタイルに合わない補償内容は無駄な保険料が発生してしまう可能性があるため、初めての場合は専門店のスタッフへの相談も活用しながら判断すると良いでしょう。
トータスでは、すべてのスタッフが保険募集人資格を取得しておりますので、お車の購入時に保険に関する相談や疑問にも対応しています。
支払い方法の見直し
保険料の支払いを月払いから年払いに変えるだけで、総額を抑えられます。月払いは分割手数料が上乗せされるため、同じ補償内容でも年払いと比べて年間数千円から1万円前後高くなることがあります。
クレジットカードで年払いにするとポイントも貯まるため、さらにお得です。まとまった支払いになる分、家計の計画は必要ですが、長期的に見れば確実な節約方法のひとつです。
こうした見直しと並行して「そもそも保険料が安くなりやすい車を選ぶ」という視点も持っておきましょう。自動ブレーキなどの安全装備を標準搭載した届出済み未使用車は、事故リスクが低いと評価されて型式別料率クラスが低くなる傾向があります。車の購入段階から保険料を意識することで、維持費全体を大きく抑えられる可能性があります。
神奈川県で年間3,000台を販売する「トータス」には、最新の安全装備を標準搭載した届出済未使用車が豊富に揃っています。「安全で、しかも保険料も安く抑えられる軽自動車」を、まずは実際の在庫一覧から探したい方は、ぜひご相談ください。
■ 軽自動車の保険で失敗しない補償内容の選び方
保険料を抑えることも大切ですが、補償内容を削りすぎると、万が一のときに大きなリスクを抱えることになります。初めてマイカーを購入する方が押さえておくべき補償の考え方を解説します。
補償内容や制度の違いからみる選び方
自賠責保険は対人賠償のみを補償する制度で、被害者のケガや死亡に対して一定額まで補償します。補償の上限は死亡で3,000万円、傷害で120万円と法律で定められており、対物賠償や自分自身のケガはカバーされません。
任意保険は自賠責保険で補えない部分を幅広くカバーします。対人賠償、対物賠償、人身傷害、車両保険などを組み合わせて補償内容を自由に設定できます。自分の車の損傷や同乗者のケガには自賠責保険だけでは対応できないため、任意保険への加入が実質的に必須です。とくに対人・対物賠償保険は「無制限」に設定しておくことが、万が一の大事故で経済的に破綻しないための基本です。
初めての車に必要な補償内容の選び方
初めてマイカーを持つ方に向けて、補償の優先順位を整理します。まず、絶対に必要なのが対人賠償保険と対物賠償保険で、どちらも無制限の設定をおすすめします。次に、人身傷害保険で自分と同乗者のケガをカバーすることも欠かせません。そのうえで、車両保険を検討しましょう。
車両保険は、新車や未使用車を購入した場合にとくに加入を検討する価値があります。未使用車は一般的に中古車より車両価値が高い傾向にあるため、事故や自然災害で損傷した際の自己負担リスクが大きくなりがちです。自己負担額を適切に設定することで、保険料と補償のバランスを取ることができます。
また、自動ブレーキなど最新の安全装備を搭載した届出済み未使用車を選ぶと、型式別料率クラスが低く設定される可能性もあり、車選びの段階から保険料を視野に入れることが賢い選択につながります。
こちらでは、届出済み未使用車について解説しています。
未使用車と中古車の比較や経費シミュレーションも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
■ 軽自動車の保険料に関するよくある質問
軽自動車の保険料について、初めて車を購入する方からよく寄せられる疑問にお答えします。
軽自動車も自賠責保険への加入が必要ですか?
はい、軽自動車であっても自賠責保険への加入は法律で義務付けられています。未加入で公道を走行した場合、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科せられます。さらに、違反点数6点が加算され、即座に免許停止となります。自賠責保険証明書を所持していなかっただけでも、30万円以下の罰金の対象になります。
自賠責保険は車検の際に同時に更新するのが一般的です。トータスでは、車購入後のアフターメンテナンスも承っており、車検のご相談にもあわせて対応しています。手続きに不安を感じる方も、ぜひ気軽にご相談ください。
人気の軽自動車は保険料が高くなりますか?
人気があるからといって、必ずしも保険料が高くなるわけではありません。保険料は人気や知名度ではなく、その型式の過去の事故実績データをもとに算出された型式別料率クラスによって決まります。
たとえば、自動ブレーキなどの安全装備が充実している車種は、事故率が低いと評価されてクラスが低くなる場合があります。反対に、若年層に人気のスポーティな車種は事故実績が高く、クラスが高くなることもあります。購入前に気になる車種の料率クラスを確認しておくと、保険料の見通しを立てやすくなります。
軽自動車に車両保険は必要ですか?
必ずしも全員に必要なわけではありませんが、新車や未使用車を購入した場合は加入を検討する価値があります。車両保険は事故による損傷だけでなく、火災・台風・洪水などの自然災害や当て逃げにも対応しています。
購入価格が高い車ほど、修理費用や全損時の損害額が大きくなります。修理費用が数十万円に及ぶケースも多く、車両保険なしでは全額自己負担となります。一方、年数が経った車や購入価格が低い車は、保険料に対して得られる補償額が割に合わないこともあるため、車の価値と保険料のバランスで判断しましょう。
軽自動車の保険は納車前に加入できますか?
はい、納車前でも任意保険に加入することができます。補償の開始日を納車日に設定し、事前に手続きをしておけば、車を受け取ったその日から補償が始まります。手続きには車検証またはそのコピーが必要になることが多いため、購入した販売店に確認しておきましょう。
納車日に保険の手続きが済んでいないと、万が一の事故のときに補償が受けられません。とくに初めて車を購入する場合は、納車前に手続きを済ませておくことを強くおすすめします。トータスでも、納車前の保険加入に関するご相談を承っています。
親の等級を引き継ぐと軽自動車の保険料は安くなりますか?
同居している親の等級を引き継ぐことで、保険料を大幅に抑えられる可能性があります。等級制度は1等級から20等級まであり、等級が高いほど割引率が大きくなります。新規加入は6等級からのスタートですが、親が長年積み上げた高い等級を引き継ぐことができれば、20代でも大幅な割引が適用されます。
ただし、等級の引き継ぎができるのは同居している家族に限られます。別居している家族への引き継ぎは原則として認められていないため、注意が必要です。また、等級を引き継いだ場合、親が元々加入していた保険は新たに6等級からのスタートとなるため、親の保険料が一時的に上がることも理解しておきましょう。
■ まとめ
軽自動車の保険料は年間平均49,886円で、普通車より約23,000円安い傾向がありますが、年齢や補償内容、型式別料率クラスによって金額は大きく異なります。保険料の節約は、加入後の見直しだけでなく、車選びの段階から始まっています。
自動ブレーキなど最新の安全装備を搭載した届出済み未使用車は、型式別料率クラスが低くなりやすく、長期的な保険料の節約につながります。
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