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タイヤと燃費

こんにちは、コラム担当の小山です。

さまざまなメーカーから低燃費タイヤが発売されていますが、身近なメンテナンス「タイヤの空気圧」の確認で燃費が向上するってご存じでしたか?

私は知らなかったです…

そこで今回は、意外と見落としがちなタイヤの空気圧について書きたいと思います。

タイヤの空気は自然に減っていた!
車が唯一路面と接地しているのがタイヤですが、普通乗用車ではタイヤが路面と接地している面積はタイヤ1本あたりハガキ1枚くらいで、ハガキ4枚分で何百キロもある車を支えて走っています。

その小さな接地面の変化が燃費を変えてしまいます。

この接地面の変化に直接関係があるのが空気圧で、ご存じの方も多いと思いますが、タイヤの空気圧は運転席側のドアの開口部分にラベルが貼ってあり、同じタイヤでも車種によって空気圧が違い、これを指定空気圧といいます。

この空気圧ですが、1ヶ月で約5~10%も自然に低下し、特にあまり運転していない車では、空気圧の低下は著しいといわれています。

車とタイヤのためにもこまめに運転してあげることは大切なんですね。

空気圧の過不足で車はどうなるの?
空気圧不足になると燃費が悪くなります。

空気圧が不足すると、路面との接地面が多くなり、摩擦が増えます。摩擦が増えた分だけパワーが必要となり、余計に燃料が消費されるので燃費が悪くなる原因になります。
他にもハンドルがとられるようになったり、ハイドロプレーニングが起こりやすくなったり、タイヤの破損の原因となったりと、空気圧不足は良いことがありません。

だからといって空気圧を高くしすぎると、接地面が少なくなり燃費は向上するのですが、跳ねるような感じになるため乗り心地が悪くなったり、傷を受けやすくなるためバースト発生の原因となったりします。

グッドイヤーのホームページでは、「厳密に指定空気圧を守るのが一番ですが、安全上から見て指定の数値を下回らないようにし、上限は10%程度にとどめましょう。」と書かれていますので、指定空気圧を維持することが一番タイヤに優しいのがわかります。

月に1度は車のためにも空気圧チェック
空気圧による燃費の違いがとても気になったので、いろいろと調べてみましたが、指定空気圧と、それを10%下回る空気圧では約0.5Km/Lくらいの僅かな違いしかありませんでした。

しかし、0.5Km/Lも100L分走れば50Kmの差になりますし、数か月、数年と長く乗ると、結果的に大きな差になってしまいます。

燃費というとガソリン添加剤などに目がいきがちですが、車の燃費の向上だけでなく、空気圧の過不足によるトラブルを避けるためにも月に1回はタイヤの空気圧は要チェックです。

トータスでは、系列店の車検のコバック 大和店厚木店座間店海老名店オイルチェンジカフェ 大和店相模原店にて、車検や定期点検でのタイヤの空気圧チェックもしておりますので、空気圧で気になることがございましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。

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